みなさん!こんにちは!
最近、少しずつこの「介護士転職速報」へのアクセスが増えてきているという事で、非常にモチベーションが上がっております^^
やはり介護系の人材紹介会社(エージェント)で働いていた経験を活かして、介護職に転職する際の注意事項など現場にいたからこそ分かる情報を発信出来るのは、少しは皆さんのお役に立てることが出来て本当に嬉しい限りです!
これからも宜しくお願い致します!
今回は良くある皆さんからの質問で、

人材紹介会社にいたしんぺいさんだからこそ分かるブラックな介護施設の見分け方を教えて下さい!
という質問にお答えしたいと思います。
しかし!
いまネットで【介護施設 ブラック 見分け方】などを検索すると、沢山の情報が出てきます。
私も自分の経験を活かした内容でお話出来ればと思いますので、ただ単にブラックな介護施設の見分け方のご紹介では無く、『面接の時点で』ブラックな介護施設なのか?どうなのか?を見分ける方法をお伝えします!
これまで何百人という転職希望者の皆様の転職お手伝いをして、一緒に面接に同席させて頂く事もありました。
その経験から、どうすれば面接の時点でブラックな介護施設かどうかを見分ける事が出来て、入職しないようにするのか?というのをご紹介します^^
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一般的なブラックな介護施設の見分け方
これは他の皆さんも沢山情報として出していますので、参考までに見てみて下さい。
あなたの知らない見分けポイントも入っているかもしれません。
ざっとですが、
- シフト勤務が守られていない(残業が多い)
- 環境が良くない(男女更衣室が一緒など)
- 利用者への対応が悪い(虐待や暴言など)
- スタッフの中に派閥がある
- いつ見ても職員の募集をしている
- 平均給与との乖離が激しい
このような感じでしょうか。
まだまだ挙げるとキリがないですが、一般的に言われているブラックな介護施設かどうかの見極め方ってこのあたりなのではないかなと思います。
しかし、このあたりは実際に入社してからでないと分からない点もあったりするので、そうなると余計にどうしたら良いか分からなくなりますよね。
基本的に平均給与が世間一般より低いと言われる介護職ですが、余計な転職回数を増やさない事が給与をしっかり上げ続けていくコツでもあります。
となると、入社する前にブラックな介護施設なのか?どうなのか?というのを、見分けられるようにならないといけませんので、実際に次の項目からご紹介していきます!

『入社前(面接時)に』ブラックな介護施設なのかを見分ける方法

入社前(面接前)にブラックかどうかって判断出来るのかな?
と思う方もいるでしょうが、判断しなければならないのです!
介護職の皆さんの転職のお手伝いをしていた時に転職理由をお聞きしていましたが、大半がブラックな介護施設での就業に耐え切れられなくなっての転職でした。
入社してからブラック介護施設と気付いても遅いんです。
私はそういう人も増やさない為にも、入社前(せめて面接時)にブラックな施設なのかを判断するように皆さんにも説明してきました。
私が面接同行の際にブラックな介護施設なのかを見抜く為に見ていたポイントは大きく分けてコチラの5点です。
- 窓口対応の方の印象
- 面接官の対応
- すれ違うスタッフ
- 面接スタート時間
- 面接内容
それではポイントごとにご説明していきますね!
今回は受付~面接開始前編ということで面接会場に到着してから、面接が始まる直前までの中でブラック施設かどうかをチェックするポイントを紹介します。(面接スタート~お見送り編もありますのでお楽しみに!)

窓口対応の方の印象
意外と皆さん、面接という事で緊張されている方が多いので気付かない人も多いのですが、最初のチェックポイントは窓口対応の方で決まります。
というのも、基本は施設の入り口の受付(職員室)で面接に来た旨を伝えますが、そこでそもそも面接というのが伝わっていないケースがあります。
それは明らかに施設内で情報の共有が取れていない証拠です。
介護施設という利用者の生活を守る施設で情報共有がされない施設は危険ですよね。
またこの窓口で対応される可能性がある方は以下です。
- 受付担当の方(守衛さん含む)
- 一般スタッフ
- 事務員さん
- 管理職(施設長含む)
この方々に面接に来た旨を伝えるのですがそこであなたが、

え?なんか対応冷たくない?
と感じたら、そこの施設は黄色信号だと思って下さい。

そんなの感じ方は人それぞれでしょ?
と思う方もいるかもしれませんがそこで感じた気持ちが大切で、そこの施設の雰囲気に合うか?合わないか?というのを判断するポイントになります。
面接官の対応
受付を終えたら、恐らく面接官と一緒に面接を行う部屋まで行くか、先に面接の部屋まで通されます。
もし一緒に面接の部屋まで行くときに、明らかにダルそうに、スリッパを床に擦るような歩き方で、歩調も私たちに合わせずに歩く面接官がいます。
面接官はそこの人事採用の担当者や、施設長など施設ごとに違いますが、面接室に向かうまでの対応でもかなりブラックな介護施設かを判別出来ます。

それは面接官の対応の問題で施設がブラックかどうかは関係ないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、そういう対応を施設が認めているか?どうか?という判断基準にもなります。
もし認めていないとしても、職員の業務に目が行き届いているか?という点で非常に重要なポイントです。
面接官と一緒に面接の部屋まで行かないパターンもあります。
先に部屋に通され、後から面接官が入ってくるパターンなのですが、そこで明らかにローテンションであったり、目をなかなか合わせずにハキハキした挨拶もせずに入室してくるのはかなり危険信号です。
なぜかというと、面接官が面接にダレてしまっているんです。
離職者が多い=面接が多い=面接にダレるという図式はほぼ合っていますので参考にしてみて下さい!
すれ違うスタッフさんの対応はどうか?
ここが地味に重要なポイントかもしれません。
あなたが入社して気持ちよく働くことが出来るのか?というのを割と簡単に判別できるポイントです。
面接の受付をして面接の部屋まで向う際にかなりの確率で職員さん(スタッフさん)とすれ違うケースが多いです。
その際によーく見てみて下さい。
スタッフさんがあなたに挨拶をするのかどうか?またその挨拶は気持ちの良いものなのか?
また!
面接官がスタッフとすれ違う際に何かしら明るい雰囲気で簡単なやり取りをするくらい、コミュニケーションが取れている施設なのか?を面接前で緊張しているかもしれませんが、しっかり見て下さい。
離職者の多い施設(ブラックな施設)では、まず面接室に向かうあなたに対して、挨拶が無いかもしくはかなり形だけの挨拶のケースが多いです。
また、面接官とスタッフさんがすれ違う際もほぼほぼやり取りは発生しません。
雰囲気の良い施設(ホワイトな施設)では面接官さんがすれ違うスタッフさんに対して、

お!〇〇さん!頑張ってますか?(笑)
みたいなイメージの軽いやり取りは間違いなくあります。
ここはかなり施設の雰囲気を見抜くポイントですので参考にして下さい!

面接時にもブラック施設を見抜くポイントはたくさんある
今回は入社前(面接時)にブラックな施設なのか?を見抜くポイントを紹介しています。
この前編では、受付~面接開始までの中で見るべきポイントを紹介しました。
次の後編では、面接開始~面接終了までの流れの中で見るべきポイントをご紹介します。
ただ単に噂ではなくあなたの目でブラック施設を見分ける方法はあります!
入社する前にブラック施設を見抜く方法はあります!
ぜひ参考にしてあなたの最高な介護転職活動を進めてみて下さい^^
